プリント・ブレイン

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プリント・ブレイン (ぷりんと・ぶれいん)

WR/2016/01/27に株式会社KADOKAWAから発売されたSF小説。 2046年3月、19歳の青年、楠正親は14歳の時に学校の階段から落ちる事故により植物状態になっていた。 そこへ、試作段階の自意識を持つ生命維持装置「全規模試作機(プリント・ブレイン)」が語りかけてきて、ある約束をする。

舞台は鳥栖から久留米付近。 戦争のため、正親が12際の時(7年前、2039年)に東京から久留米付近に越してきた。 終戦は7年前で、戦争は15年間続いていた(つまり、開戦は2024年)。 戦後復興で博多や熊本を避けて久留米に隣接する鳥栖が急速に発展し、久留米はベッドタウンとして再生しつつある。

登場人物

参考資料

  • (プリント・ブレイン 内容紹介)自分を殺すため、全規模試作機(プリント・ブレイン)が起動する/植物状態の正親は、自意識を持つ生命維持装置とつながることで肉体の自由を得た。しかしその技術を使い、病人や死体を軍事利用しようと目論む勢力が現れる。それを知った正親は入院先の病院を脱出するが……。
  • (プリント・ブレイン 「BOOK」データベース)14歳から19歳まで植物状態で入院中の患者・正親は、試作段階の自意識を持つ生命維持装置とつながることで、肉体の自由を得た。しかしその試作機の技術を使い、四肢麻痺の患者や死体を軍事利用しようと目論む勢力が現れる。それを知った正親と自意識を持つ試作機は二人二脚で入院先の病院を脱出するが…。近未来の九州を舞台に、素直さと正直さと少年らしさが輝くエンターテインメントが疾走する!
  • (プリント・ブレイン )楠正親は一九歳になる。瞬き一つ満足にできない怪我人である。一四歳のときに学校の階段から落ち、打ち所が悪くてこうなった。
  • (プリント・ブレイン )患者番号一○八八。適合率は二六%ある
  • (プリント・ブレイン )結局一五年もかかっちまった。余波は深く長くあとを引き、戦争が終わって七年たってなお、巷には軍人崩れが溢れていた。
  • (プリント・ブレイン あとがき)具体的には戦後復興で博多や熊本を避けて久留米に隣接する鳥栖が急速に発展し、久留米はベッドタウンとして再生しつつあるとしています。

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