伊藤幸恵
伊藤幸恵 (いとうゆきえ)
マージナル・オペレーションの登場人物。長い黒髪をしたスーツルックの女性だが、老婆の姿で現れることもある。黒髪が本来の容姿であるかは不明。
初出は２巻。日本に到着したばかりのアラタと空港にてすれ違い、その後、通り魔を取り押さえた件で警察での事情聴取を受けたアラタに、空名刺（会社の名前・住所・電話番号のみが印刷された名刺のことだが、ここでは名前のみが印刷されていた）にて挨拶をおこなった。 その後、アラタの存在を日本の国益に資するべく、仕事の紹介や装備の供与などを行う。
日本政府のエージェント組織、アラタいうところの「イトウさんち（伊藤家）」の一員であり、名乗りは偽名と思われる。 伊藤という漢字は、富士学校まめたん研究室分室に登場する別のエージェント伊藤信士が初出であり、下の幸恵の漢字はコミックス版が初出である（はず）。 『マージナル・オペレーション改03』では、須頭（すがしら）調査官を名乗っていた。
３巻冒頭の「レインボーに関する人材調査覚え書き」という資料の手書きメモは彼女によるものと判明している。タイの李世蘭と電話連絡を取っている記述もあるため、資料作成者本人であるか、極めて近い関係にあると見られる。 資料作成者名が「くが みちこ」であることから、式神の城の登場人物である玖珂ミチコとも何らかの関連があると考えられる。
マジオペ改で再登場。日本大使館へと逃げ込んだアラタ達と共にミャンマーへと移動。日本やレインボー計画との仲介を行うようになる。
アラタの考え方などに触れ、彼の事を「鬼子母神さん」と呼ぶようになった。
本人曰く、「買い物（暗殺）」などの「濡れ仕事」は専門外だが、作中では髪留めに偽装したワイヤーで敵兵を殺害している。
参考資料
- (マージナル・オペレーション ３巻 p.6)「レインボーに関する人材調査覚え書き」資料作成者名 くが みちこ/作成年月日 2022.5.12/(ジブリールについてのメモ)まー ガキは敵じゃないかなー
- (芝村氏ツイッター発言：2015/03/23)次。マジオペＦ２で、反中国のためにレインボーという複数の国のスポンサーに雇われていたアラタですが、マジオペ０３の冒頭にある「レインボーに関する人材調査報告覚え書き」は日本政府の調査情報だと思うのですが、この資料にメモをしている人物は誰なんでしょうか？ ですか。/イトウさんです。
