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2023年2月12日 (日) 09:01時点における版
紅蓮戦記 (ぐれんせんき)
MF文庫Jから刊行された芝村裕吏著の小説。イラストはエナミカツミ。WR/2022/06/24に1巻、12/23に2巻が発売された。
異世界オンドヌールを舞台に、亡国の天才魔術指揮官、マクアディ・ソンフランが国を取り戻すための戦いを行っていく。
登場人物
- マクアディ・ソンフラン:主人公。ルース王国の魔術指揮官で戦争の天才。炎系魔法を使う。周辺国からは「虎」と恐れられている。
- イクス・ベルニ:男性。先任軍曹(ファースト・サージェント)でマクアディの副官。以前はマクアディたちの幼学校で助教を務めていた。
- ヘンドウ・イスラン:マクアディの部下。伍長。兄弟がいるらしく、マクアディの世話を焼きたがる。
- ラブール・レコ・マリス:男性。ルース王国軍務卿で国王の叔父に当たる。マクアディが「話の分かるじっちゃん」として信を置く数少ない人物。
- メディア・レコ・マリス:ルース王国第一王女。美貌しかない姫。人づきあいが苦手な上に弱気。
- ラディア・レコ・マリス:ルース王国第二王女。幼い外見に反して賢い。
- アスタシア・レミ・フーノベリ:女性。ニクニッス国陸軍の憲兵中佐。マクアディ被害者の会でマクアディの弁護人に選ばれていた。
- エメラルド・リアン・リアンガ:女性。リアン国の姫。マクアディとは軍幼年学校時代の学友で、彼に惚れている。水魔法の使い手。
- ステファン・ホンゴ:男性。リアン王国のヘルハウンド使いの魔導士。マクアディ・エメラルドとは軍幼年学校の同級生。風魔法の使い手。
- ムデン:初老の男性。エメラルドに仕える侍従長。マクアディをしごき上げた師匠でもある。
- ベルベフ:半獣人の男性。東方三国のアリスリンド国出身でたたき上げの少尉。マクアディに降伏し、彼に敵対しないことを誓った。解放後はアスタシアと行動を共にしている。
- シーナ・オーラス・ニクニッス女伯爵:ニクニッス王国の第一王女。莫大な魔力の持ち主でマクアディへの刺客として送られる。
登場国家
- ルース王国:舞台となる国家。分家独立で自国の領土を分け与えた結果、婚姻外交で存続していたが、20年ほど前に軍事費縮小とそれに伴う公共工事で生まれた利益を他の国に咎められ、戦争状態に突入。マクアディ以外が負け続けた結果第1巻作中で占領状態になった。
- リアン国:エメラルドたちの生国。200年ほど前にルースの前国王が新王へ王位継承後に隠居した土地で、末子がそれを受け継いだのが始まりとされる。王族が施政権を貸し出して、内閣制を執っている議会制国家。ルース王国の同盟国だったが有志諸国連合へと寝返った。
- ニクニッス王国:有志諸国連合の主力。代々赤髪の国王が莫大な魔力を有している。国民は黒い髪が主。
- テレスリンド:東方三国の一つ。山岳師団がマクアディに大敗した。
- アリスリンド:東方三国の一つ。ベルベフの出身地。
- トリンド:東方三国の一つ。歩兵師団がマクアディに大敗した。
参考資料
- (参考資料出典箇所)引用。改行は/に置き換え。
編集履歴
- 編集委員/名無しさん (2022/06/25):項目新設