勇者の紋章
勇者の紋章 (ゆうしゃのもんしょう)
かつて世界を救った勇者のものだったが、雨の日の剣聖さんにおいては、紋章の女神が枷としてアリマヨリユキに与えた。 しかし、ドワーフたちがその紋章ごと右腕を切り落としてしまった。 おそらくは、セプテントリオンにライフサイエンス技術の対価として渡したと見られる。
参考資料
- (雨の日の剣聖さん 第76話)「紋章の女神様、ですか」/「そんな顔はしないでくれ。彼女は実在する。こっちに輪廻するときに、会った」/「なんと」/「私は殺し過ぎたので、枷をはめる、と。私としては今度はうまくやるつもりだったのでどうでもよかったんだが」/私はなにもない自分の右手を見た。/「彼女は彼女なりに人間や他種族を心配していたのかもしれない。もっとも、親の心子知らず、その枷を外したのは他でもない彼女が護ろうとしたものたちだった。実に愚かしい話さ。人間は結局、どこでも人間だ」
編集履歴
- 編集委員/十五夜 (2025/09/30):項目新設。