ガーディ

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ガーディ (がーでぃ)

やがて僕は大軍師と呼ばれるらしいの主人公。幻想守(ファンタジック・)ガーディ、“ありえないお人好し”のガーディとも。

タウシノのエルフ、タウリエルに拾われて育てられた黒髪の少年。その為生年不詳で物語開始時は13か15程の年齢。戦地で拾われてからエルフの里で過ごしている為、エルフ語の筆記・会話や知識、高基準の精霊魔法(という名の計算。ガーディは体内に魔力を持っていない為、普通の魔法が使えない)が出来る他、鍛錬で身に着けた弓を扱う。弓については10年程修行を積んでかなりの腕前なのだが、100年以上の鍛錬を積んだエルフを基準にして考えている為、当人はそれほどの腕前とは思っていない。

聖ダビニウス青銅騎士団に送られたエルフたちへの援軍として魔法の巻物を運ぶ任務の際、里の禁忌である鉄製品を持ちこんだ為(という建前で)、里を追放されると同時にイントラシアへ庇護を願い出る条件の銃兵として派遣される。ナロルヴァの直臣から始まってグランドラ王との戦、森州平定、フローリンの近侍としてリエメンとの三方面作戦などで采配を振るい、名を知られていく。

フローリンの鑑定で無限抱擁(インフィニットテンダー)という権能を宿す。文字通りのお人よし。そのお人好しによって、羽妖精やトロール、ゴブリンに人狼など様々な種族と友誼を結び、彼らの希望となっていく。(P.O.Dとも呼ばれる。)

エルフ寄りの知識と風習の為、男女の仲や機微に疎い。とにかく疎い。思いを寄せられている事や結婚などについてもよくわかっていない節がある。

名前は本来ガディー(タウルガディー)というのだが、エルフの発音をナロルヴァが呼びづらい、という事でガーディと呼ぶようになり、エルフ語に堪能ではない人間達からもガーディと呼ばれることになる。

名前の意味はタウルが森、ガディー(ガディア)が人間を指す。

紅蓮戦記終わりの歴史的補講の最後で、ガーディにより南の亜大陸からの侵攻がおこなわれることが示唆された。

また、アイドレスシーズン5において、彼と利害が対立してしまった国々への破壊工作を扇動したことが判明している。 なお、それとは別存在とみられる少年のガーディもゲームに呼ばれていた。

参考資料

  • (紅蓮戦記 2巻 歴史的補講)南の亜大陸から大軍師で知られるガーディ・タウに率いられた異形の大軍勢が民衆保護を口実に上陸してきたのはその直後である。

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