きたかぜ
きたかぜ (きたかぜ)
万能輸送ヘリ。日本がロシアとの技術提携によって完成させた大型の万能ヘリコプター。
機体が短いM型と、長いL型の2種が存在する。兵員輸送から公が機まで、幅広く使用されるプラットホームとして開発され、日本の電子技術とロシアの堅牢な機体設計技術が見事に融合した美しい機体と評される。上面には二重反転メインローターを装備し尾部ローターを持たない。格納時にはローターを全て後方にまとめることが出来、格納スペースを減らす事に成功している。
16名の乗員を運ぶ輸送型は<きたかぜ1>と呼ばれ、25名が輸送できる<きたかぜ1改>と共に量産された。両者とも機体噛下面にカーゴフックを備え、5トン程度の貨物を吊り下げて運ぶことが出来る。武装型としては<きたかぜ2>があり、これらは20mm機関砲・7.7mm機関銃・32発のロケット砲・8発のミサイルなどが装備可能である。こちらも兵員輸送能力は保有するが、運べる人員は4名に制限される。
また戦車部隊との共同作戦機として開発されたバージョン<きたねこ>があり、これはローター上に各種センサー類を収めた百葉箱と呼ばれるセンサーサイトと強力な無線を装備して、敵地を観測、着弾データや敵の動向・タイプなどを戦車部隊や砲兵部隊に送るという任務につく。