論理トラップ
論理トラップ (ろんりとらっぷ)
世界の謎を追うハンターが出現した場合に備えて初代芝村裕吏氏が仕掛けておいたロジックボム。踏むとドカンと言われることから別名「どかん。」。また、ミラー・ゲノムとも呼ばれる。
なお、正答者にはエースの称号が与えられる。
ガンパレードマーチにおける論理トラップ
世界の謎ゲーム GPM23には目に見える7つと、見えない2つの合計9つが存在した。見えない論理トラップはプレイヤーのエントリー(スタート)と、エンディングに使用された。
- 第0論理トラップ 設定はゲームではない →設定はゲームである。
- 第1論理トラップ プレイヤーは介入している →プレイヤーは介入していない。
- 第2論理トラップ 世界はループしている →世界はループしていない
- 第3論理トラップ 介入者はゲームに介入している →介入者は現実に介入している。
- 第4論理トラップ 黒い月は願いを叶える →黒い月は願いを叶えない。
- 第5論理トラップ 時間的余裕がある → 時間的余裕はない。
- 第6論理トラップ Aは未来予知できる →Aは未来予知していない
- 第7論理トラップ 我々がやったことは無駄だったのか →否、意味はあった。
参考資料
- (旧謎板 1467 やがみ回答)Q>ちらっと出てきた、芝村の論理トラップとはどういった物でしょうか。/A>世界の謎を追うハンターが出現した場合に備えて仕掛けてある、ロジックボムですね。/逆転逆転また逆転の仕掛けでしょう。/たぶん、面白いように知的冒険の世界を現出させるはずです。/IQは軽く160を突破して、記憶力は圧倒的、戦闘経験はアルファ社員の全員をあわせたよりも多い、スペックだけみたら、いかなるミステリの犯人よりも強力な人間を相手にするゲームと思っていただいて結構です。/正確に言えば、世界でも何十人かに与えられた、ゲームよりも面白いもう一つのゲームというところでしょうか。/プレイヤーが賭けるのは時間と知力、テーブルはこのBBS。報酬は不明。/参加費用はガンパレード・マーチ。/対戦相手である向うはハンデとして、まったく論理矛盾のない行動計画書だけを残しています。/対戦相手がいないテーブルで、ノート相手に、世界最高峰の知的遊戯が行われていると考えるのはいかがでしょう?/たぶん、世界中さがしたって、こんな静かで深刻な戦いはないと思いますが。/非常に悪い言い方をすれば、難しいとは思いますし、(私は)ただの人間、それもゲーマーごときが解くなんてできはしないし、できるはずもないと思っていますが、/(そんな力があるならなんでゲームなんか遊んでいるんだ?)/まあ、解くことは出来ますよ。理論的には。
- (世界の謎掲示板 07715 芝村解説)論理トラップ/論理トラップは目に見える7つと、見えない2つの合計9つ存在します。/見えない論理トラップはプレイヤーのエントリー(スタート)と、エンディングに使用される物です。/第0論理トラップ 設定はゲームではない →設定はゲームである。/第1論理トラップ プレイヤーは介入している →プレイヤーは介入していない。/第2論理トラップ 世界はループしている →世界はループしていない/第3論理トラップ 介入者はゲームに介入している →介入者は現実に介入している。/第4論理トラップ 黒い月は願いを叶える →黒い月は願いを叶えない。/第5論理トラップ 時間的余裕がある → 時間的余裕はない。/第6論理トラップ Aは未来予測できる →Aは未来予測していない/第7論理トラップ 我々がやったことは無駄だったのか →否、意味はあった。/最終論理トラップ Aは悪者である →Aは善である。
- (「実録 世界の謎を追え」)ドカンには意味がある。/過去の全てのデータが、芝村がドカンを言った後、何がしかの狙いがあることを示している。/それだけは、新人の時から体に叩き込まれていた。もうパブロフの犬状態であるが、大変面白くないことに、実はそう仕込まれていること自体が罠である可能性もある。/例えば、ある社員がいいアイデアだと仕様を思い付いて、それを芝村に提出する。ドカン。/そのアイデアはユーザーに親切にするためのシステムだったのだが、後でその不親切が、何十時間かプレイするとなくてはならないその意味が分かったり、ひどい奴は1年たって気付くときがある。あの男は、そんなトラップを年中トラップを際限なくばらまきつづける男と言ってよい。/これを、“ミラー・ゲノム”あるいは論理トラップという。彼は、チェーン・ゲノムと同時にこれを仕掛けていた。