ラウンドバックラー

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ラウンドバックラー (らうんどばっくらー)

省略してRB(あーるびー)と呼ばれる。

人形を元に、惑星上、その中でも海中での戦闘を目的に開発された太陽系の人型機動兵器。 絶対物理防壁(=シールド)を形成する盾によって水抵抗を極減させ、背中の反物質ジェットで推進、脚によって水上を跳ねる。 ラウンドバックラー(円盾)の由来はこの盾の形状が丸いため。

大きさは約9m。ボディバランス、動きの自由度は人とほぼ同じ。

水推進器はウォータージェットで、口(可変可動水取り入れ口)から少量の水を吸い、対消滅反応炉に伝達、水を水蒸気にして加圧し、背中から噴射させて推進力を得る。 単軸が基本だが、双発にするケースもない訳ではない。その場合は横に並べるのが一般的。なお、整備性やサービスライフは双発の方が圧倒的に悪い。 一般に主推進器以外の推進器を持たない。 加減を頻繁にする関係で主推進器にはスラストリバーサが装備され、急減速可能。

主要構造材は高機能鋼鉄材。強度が必要な噴射口・推進器本体・関節駆動部分は複合材を使用。 表面塗装は防錆のみで、通常、迷彩などは行わない。

燃料は10gほどで、増燃料槽は構造上持たない。

絶対物理防壁生成装置は通常、両手に装備されており、減速や近接攻撃にも対応している。 軽作業用に指が装備されているが、これは人間サイズとの共用性を考え、本体サイズと比較して小さい。両手そのものはまったく同じもので、肘・手首関節部分の取り付け位置を180度変更することで左・右装備となる。

突撃装備の場合、頭部に整流フェアリングを装備するケースがある。これは首が水流の圧力を最も受けるためである。この時は頭がないように見える。

制御機構としてBALLSを1機、もしくは2機搭載する。2機搭載の場合、1機が機体制御、1機が火器管制と索敵を行う。 RBは一般に無人であり、有人は数えるほどしか存在しない。その場合の有人は、コンピュータ・ヒューマンである事が一般的である、

主武装は絶対物理防壁を封入した白兵武器と、側面・背後攻撃用の有線遠隔操作式銃。機動水雷戦も可能。 固定的な武装はなく、主武装は絶対物理防壁そのものを武器として運用する(シールド突撃)。 ハードポイントは脚部に集中しており、機動爆雷か、小型魚雷を装備できる。 白兵武器として絶対物理防壁を動かすための延長装備(これを剣鈴という場合がある)を行うことが可能。

主として絶対物理防壁のエネルギー限界のため、実用稼働時間は2時間と極端に短い。

航空機・潜水艦・あらゆる陸上兵器を上回る機動性と戦闘力を誇る、天地と海で最強の機動兵器。

センサー系は一つ目と、直感で行う。 絶対物理防壁は光学・電波・磁場・重力・音波系センスをシャットアウトするため、勘と先読みで敵の位置を予測するしかない。


コンセプトは絶対物理防壁を装備した小型潜水艦。最初はYボートと呼ばれていた。機動力を確保するため様々な研究が行われ、結果、絶対物理防壁を傾けることで進路を偏向させるというアイデアに行き着いた。 固定式だった絶対物理防壁を可変式にして傾けることで抵抗率を変え、向きを変えるのである。

アイデアそのものは良かったが、問題なのは傾けることに伴う機体露出の問題だった。結果、機体そのものが盾に合わせて可変面積になるという奇妙なデザインになった。 この問題を解決したのが、「人形」と呼ばれる太陽系総軍で使われていた人型機動兵器であり、人型で様々なポーズを取らせることで絶対物理防壁の変形に対応した。人形はたくさん余っていたためコスト面でも割りが良く、また制御プログラム資産も豊富であった。


Aの魔法陣オンラインセッションでは、人騎兵という物がRBとされていた。

他の世界にもRBと言われるものが存在している。

バリエーション

参考資料

  • (世界の謎掲示板 記事20949 芝村回答)Q>5.ラウンドバックラー(円盾)の名前の由来はシールド発生装置でしょうか?/A>ええ。

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