小杉ヨーコ
小杉ヨーコ (こすぎよーこ)
第5世界・ガンパレード・マーチの登場人物。整備士。時のない場所にて生を受ける。
父はベルカイン、母はセプテントリオンのML。クーラ・ベルカルドとは姉弟にあたる(現在のクーラは中身が異なる)。 来須銀河とは直接の血の繋がりはない義理姉弟。
ブランカの寵姫だったが、後にユーリ・A・田神に下賜され、その下で働くフットワーカーとして芝村一族に関る。芝村としての名前は「謡子」。 「陽子」という名はベルカインの兄イアルから取られている。太陽の娘。Aはイアラとも呼んでいた。 Aに対して異常な愛を抱いており、彼により愛されていた(と思い込んでいる)芝村舞を心から憎む。 Aが裏切った後は竜の計画を引き継ぎ実行する。障害となる岩田裕を聖銃で消滅させ、希望号の到着阻止を目論むも失敗。裏で手引きをし、青の厚志と瀬戸口隆之を戦わせた。
オーマであると言われ、色は不明だがReturn to Gunparade・19話-4で「鼓杖と呼ばれる一族を裁く錫杖」を使用する記述が見られている。
儀式魔術絢爛舞踏祭においてフットワーカーBLと同一人物と言う事が判明した。その証拠に腕に第4世界の基幹技術である精霊回路を持つ。 儀式魔術絢爛舞踏祭の終盤、セプテントリオンを裏切って太陽号を駆り、ヤガミらを助けた。
参考文献
- (テンダイスブログ ボーナストラック 遠い日の思い出)「イアラを、オネガイシマス」/知恵者は、外の風景を見て口を開いた。/「よかろう。貴公の子は今日より我が子でもある。その誇りを守る守り刀とどんな男の首もとる愛の技、どんな闇の中も歩くことが出来る優しい心、世界の全部を敵に回しても己の道を行く勇気を与えよう。それで、よいか?」
- (テンダイス 13日目・胎動) 黒い聖女ブラックレイディこと謡子は、基地の自室からハンガーまでの500mの道の間に人知れずその名を遥か遠くに投げ捨てると、二人の父から与えられた本来の名前に舞い戻った。それは、不幸な彼女の、たった一つの誇りであった。