多目的結晶
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多目的結晶 (たもくてきけっしょう)
第5世界の兵士が身に着けている赤い宝石。 通常のものは指輪の形であり、多目的リングと呼ばれる。テレポート、テレパスなどの特殊なプログラムを実現するために必要な、世界外技術。 この結晶体はそれ自身が思考する外世界の珪素系生物であり、必要に応じてESPを使用する。 元は第6世界のものであったことが石神迷路の解(p.118)で明かされる。
九州地区のみが左手の手首つけ根、または手のひらに埋め込んでいる。結晶体は普段皮膚の中に埋没しており、必要に応じて出現させることができる目の様なものである。 九州の第6世代の99%がこの拡張手術を受けている。
コンピューターへのアクセスと機動兵器の操作等は全て左手を「接続」して行う。 第6世代は結晶体を性器のように扱っており、普段は見せるのすら嫌う。中枢神経系に直接繋がっているのでデリケートであるし、ここを通じれば心を読むこともできるからである。
幾島佳苗(シーパレード・マーチでは北郷輝子)の所持する「列王のリング」がすべての結晶体を統べる。
参考文献
- (旧謎板 4706 やがみ回答)Q> 2.多目的結晶はどこからもたらされたのか?/「世界外」というのは第5世界外という意味で良いのでしょうか。/A>そうですね。