ジニ

最初の二十四人の一人。タジキスタン人の少女。性格は明朗快活、適応力が高く器用。

ジブリールより上の家柄の出身であり、母語では淑やかな口調。（漫画版では子供っぽい口調に変わっている）アラタの第二夫人（確定）を公言している。第一夫人でないのは、ジブリールに気を遣ってとのこと。

ジブリールと違って嫉妬心を見せることはなく、ジブリールを子供扱いするアラタをしばしば糾弾する。

赤毛や生家の伝承から、はるカナに登場するジニの直系の子孫である可能性が高い。

タジキスタンで、アレクサンドロス大王の末裔を自認する村の指導者。

新田良造を盗賊として襲撃して返り討ちに遭い、過剰防衛を後悔した良造により渇水に苦しむ村の移住の手配を受ける。良造の子種を求めたが、良造がシベリアに向かったため置き去りにされる。

その後、村はジブリールが生まれた村と合併。再訪した良造に恨み節をぶつけるが、相手にされず良造はジブリールを連れて再び去った。

(マージナル・オペレーション[F] 第2話「父について」p51)ヤポニヤ、ヤポン国。実際にある、とは聞いていたけれど、遠い国の話だと思っていた。それこそこの辺りで最後にニッポーズを見たのは、１◯◯年以上前の話だ。ジニが言うには、その時たった一人で村の男たちの過半が一方的に倒されてしまったという。

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