多目的結晶
多目的結晶 (たもくてきけっしょう)
第5世界の兵士が身に着けている赤い宝石。 通常のものは指輪の形であり、多目的リングと呼ばれる。テレポート、テレパスなどの特殊なプログラムを実現するために必要な、世界外技術。 この結晶体はそれ自身が思考する外世界の珪素系生物であり、必要に応じてESPを使用する。 元は第6世界のものであったことが石神迷路の解(p.118)で明かされる。
九州地区のみが左手の手首つけ根、または手のひらに埋め込んでいる。結晶体は普段皮膚の中に埋没しており、必要に応じて出現させることができる目の様なものである。 九州の第6世代の99%がこの拡張手術を受けている。
コンピューターへのアクセスと機動兵器の操作等は全て左手を「接続」して行う。 第6世代は結晶体を性器のように扱っており、普段は見せるのすら嫌う。中枢神経系に直接繋がっているのでデリケートであるし、ここを通じれば心を読むこともできるからである。
幾島佳苗(シーパレード・マーチでは北郷輝子)の所持する「列王のリング」がすべての結晶体を統べる。
WR/2022/08/12から開催されたアルカナマトリクス・ガンパレードのデータにおいて多目的結晶は後天的寄生幻獣であるという記述があった。
参考文献
- (旧謎板 4706 やがみ回答)Q> 2.多目的結晶はどこからもたらされたのか?/「世界外」というのは第5世界外という意味で良いのでしょうか。/A>そうですね。
- (アルカナマトリクス・ガンパレード データバート)□多目的結晶:多目的結晶は通信装備である。手首と首筋に付けた後天的寄生幻獣だった。