精霊機導弾事件
精霊機導弾事件
第4世界、「ヂオッソ」(共和国侵攻を想定した大演習)中に出現した聖銃使いの手でベルカインの治める小王国が崩壊した事件。ゲーム精霊機導弾のモデル(?)となった。
オードによりスルナカンとその混血のスキカへの差別が顕著になっている世界。スルナカンの母を持つ小王国の王子ベルカインは全てのオード、スルナカンをアルスマグナでスキカ化させ、人種差別のない世界を作ろうとする。 そこに介入してきたのがセプテントリオンであった。
ベルカインはセプテントリオンからネットワーク(ウェンディ・システム)と機動兵器、そして過去のアルスマグナの情報を得て、東方世界を統一するために動きだす。 だが、人の脳を主材料とするネットワークはS. TAGAMIから2丁の聖銃(天照と月読)の提供を受けて、自己崩壊への道を選択した。
聖銃とベルカインの対決後小王国は崩壊、ウスタリ・ワールドタイムゲートは閉じ、世界は閉鎖に向かう。 S. TAGAMIは閉じた第4世界から出ることができず、300年のコールドスリープに入ることになる。
閉じゆく第4世界から聖銃セラフと共に送った田神レポートにつけられたメッセージ「さよなら、ユーリ、愛してるわ」により、第5世界でのユーリ・A・田神は裏切りを決意する。
セプテントリオンと千人委員会との代理戦争であった。この事件で「セプテントリオン」は敵対する「千人委員会」の存在を知った。また同時にセプテントリオンは彼のものの活性化のデータを得た。しかし一方で王国消滅に伴ってウスタリ・ワールドタイムゲートを失い、本格的な第4世界への干渉の野望を断たれた。
なお、ベルカインは事件後第7世界(か第5世界)に流されて、Aに拾われたらしい。これは、聖銃の歴史改変能力によるもの、とか。