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エンプ (エンプ)
頂天のレムーリアで岩手文明が語った風の精霊のこと。 東方三王国の神話における踊る人形(嵐の王)と同じものとみられる。
傲慢な神々の中で、大地の民をただ一つ助けた踊る伝説。
黒より生まれし青い風の王は、いとかしこきメイデアの姫君の側について全ての神々を敵にまわした。 王の守りである四大の聖獣と光の六千、つまり四方八方の風は目に見えなくても大地の味方。
人と交わり、人となったが心は風のまま、今でも大気を駆け巡っている。万古の盟約は今もなお、全ての子らの守りとしてエンプを動かしている。その王はレムーリアで今もいとかしこきメイデアの姫君の墓を守っている。
なお、海ラヴに登場する非核型EMPには嵐の王という名が冠されている。
参考資料
- (頂天のレムーリア p.128-129)