青の舞踏

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青の舞踏 (あおのぶとう)

書籍アルファ・システム サーガの特典CD-ROMの隠しファイルとして入っているSS。 希望号を引き連れた青の厚志5121小隊の物語。 もともとはGPM発売一周年記念熊本飲み会において、抽選で選ばれた参加者にお土産として渡されたCD-ROMに収録されていた。

時期不明。この頃には学兵の間で「青」が有名になり、青の援軍信号は、学兵にとって救世主の様なものになっている。 5121小隊の指令が善行忠孝から狩谷夏樹となり、新井木勇美スカウトで参戦。 士魂号複座型(3号機)は指揮用士魂号となり搭乗者は狩谷夏樹東原ののみ

尚、ガンパレード・オーケストラで登場している新型幻獣アンフィスバエナが三機、この話で既に登場している。

参考資料

  • (青の舞踏)遅れて来た一機の複座型士魂号が、猫の小隊旗をはためかせて現れる。それは指揮用士魂号。長いアンテナを持つ。複座型士魂号である。スカウトである若宮と新井木をぶら下げて、その士魂号は派手にミサイルをぶっ放した。
  • (青の舞踏)(狩谷夏樹東原ののみ若宮康光新井木勇美)「こちら狩谷小隊長。勲章は要らない。もう持ちすぎて前かがみだ」「えっとね、ただしいことはあたりまえなのよ。ほめられるべきことでもないの」「自分はあと一つ、二つなら持てますが」「僕は貰えるだけなら全部っ、貰うけど」
  • (青の舞踏)どこからか聞こえた声に井上が顔をあげると、その頭上を、耳をつんざくように、そして天空に弓するかのごとく、一発の信号弾が飛んでいった。長い煙を吐いて、それは輝く。青い色の輝き。戦っていた古顔の歩兵達が腹の底から歓声をあげた。中学生達が顔を見合わせる中、気の利いた古参兵が、一際大きな声を出した。「援軍信号! 色は青…は、中型幻獣駆逐戦車隊!」一部から小さな歓声があがったが、大部分はまだ事態を良く飲み込めていなかった。そんな中、古参兵達は天を仰いで喜びをかみしめる。「青だ。青が来た。青が!」「青だ」「青だ」「戦車が来る。勝った」「覚えておけ新兵ども、歩兵にとって戦車と言うものが……どんなものかということを」

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