54式機関砲改
54式機関砲改
40mm高射機関砲。 第2次防衛戦争直前に完成し、以後60年以上も小改良を続けながら使われているスウェーデン製の傑作万能機関砲「ボフォース40mm対空機関砲」の国産版を南高で独自に改良し、最新の照準器をつけたもの。 機関部分はほぼ原形のままであるという事実が、原形の驚異的なまでの優秀さを物語っている。 角度90度で9000mまで弾丸を打ち上げる性能を持つ。 照準は光学センサ&レーダー併用型の小型ユニット。 使用される弾丸は改良され、現在では近接信管をつけた炸裂弾か、硬化テクタイト徹甲弾が用いられている。南高では地上戦用に榴弾やナパーム弾も少数量産されていた。 ウォードレスの対戦車装備から、ケルビムの主/補助武器、対空銃座にまで幅広く使われ、後継である零式40mm機関砲の出現までその役を果たした。
量産数は全世界で28万門以上。