富士学校まめたん研究室分室
富士学校まめたん研究室分室 (ふじがっこうまめたんけんきゅうしつぶんしつ)
WR2013/10/25に早川書房から発売された、芝村裕吏氏のSF小説。
ちょっと曲がり角の年齢を過ぎた研究者、藤崎綾乃が人間の歩兵に代わるロボットまめたんを作る中で同僚伊藤信士との恋に悩んだりしていく物語。
マージナル・オペレーション番外編「F」の「マフィアの日」PVおよび目次背景にて「二〇式自動歩兵協調中」のメッセージが確認できること、および芝村氏のツイッターでの発言から、マジオペ世界との連続性が確認されている。 ただし、マジオペ本編とFには2年のずれがあると見られるため、ワールドクロスの可能性も否定できない。
宇宙人相場に関する言及(オフライン含む)から、宇宙人相場に登場する宇宙人から供与された技術によって、まめたんのシステムが実現されていることが判明している。
登場人物
- 藤崎綾乃:主人公。30歳の女性自衛官。
- 伊藤信士:主人公を手助けする上官。実際は綾乃を警護するために送り込まれた政府の工作員。
- T:綾乃の元同僚。綾乃を夕食に誘ったところ連れ無くされ、騒ぎを起こして異動の原因となる。作中後半に外国のスパイとして再び姿を現し、富士学校基地内の90式戦車を強奪。綾乃たちを襲うもまめたんによって射殺された。
- 織畑:三佐。自衛隊幹部で綾乃とTの元上司。信士からのプレゼンを受け、まめたんの開発案を上に提出した。
- 関野:ロボット製作会社「平田機工」の担当者。製造の見積について綾乃と信士の相談を受ける。
- 八木:まめたん開発の立場上のリーダー。
- 吉崎:第一実験隊のリーダー。40代後半で顔の四角い理知的な人と称される。
- 磯貝:まめたん開発の足回り担当。綾乃たちより一回り上の年齢で、自動車業界からの転職組。残業に次ぐ残業で過労がたたり、開発中に急逝。
- 広野:磯貝の後任。三年下の後輩。
参考資料
- (富士学校まめたん研究室分室)
- (【世界の謎】はるカナ、マジオペ、まめたん、時系列などメモ)
編集履歴
- 編集委員/十五夜 (2014/12/05):項目新設。絶賛編集中です。