グレーター・デーモン
グレーター・デーモン(ぐれーたー・でーもん)
ガンパレード世界におけるグレーター・デーモン
二脚歩行型のドール中型幻獣。六脚属共通の特徴として背中には巨大な瘤(神経節)がある。本体に武装はないが、4つの腕を持ちこれを自由に扱うことが出来、さまざまな<武器化幻獣>を扱う器用さも持つため強大な格闘能力を誇る。短足で比較的機動力が低いのと、パペット小型幻獣の群れの中に分散配置されたために出現当初は有力な敵になっていなかったが、後に集中運用され始め、恐るべき戦力となった。事実上、本幻獣を撃破するには航空攻撃しかなかったとされる。
ケルビム支援車両が次々と人型になる中で、対抗上このような幻獣が出現したものと思われる。本幻獣の出現が引き金となり、<人騎兵>はより大型化を余儀なくされ、またそれにともなって生じた空白の戦術地位を埋めるために重ウォードレスの開発が承認された。同時に<人騎兵>には高コスト化・整備の複雑さという問題点が露呈し始め、このカバーのために人類は新たな兵器体系の開発を模索し始めることになる。幻獣一種でこれだけ兵器開発に影響を与えた例は古今になく、それだけ本幻獣は人類にとって衝撃的な性能を持っていたということが出来るであろう。
確認数は全世界で40億。南高では戦争を通じて9万体以上が出現した。
ファンタジーにおけるグレーター・デーモン
上位の悪魔。悪魔使いと契約することもある。(44代ミュンヒハウゼンなど)
参考資料
- Demon:悪魔・魔神の意。キリスト教においては神に敵対し、人間を誘惑し堕落させる、堕天使、異教の神々を指す。
編集履歴
- 編集委員/XH-834 (2006/01/26):参考資料追加
- 編集委員/GENZ (2006/02/15):リンク修正
- 編集委員/GENZ (2022/12/21):追記