レッサー・デーモン
レッサー・デーモン(れっさー・でーもん)
グレーター・デーモンのダウンサイジング版として、戦争後期に登場したパペット小型幻獣。外見的特徴はすべてグレーター・デーモンの特徴を受け継いでいる。眼は胴体に4つ、頭部に4つ。他の六脚属と同様、6本の手のうち2本には擬口がつく。
パペット小型幻獣としては破格の性能を持ち、1体の戦闘能力は天使と同じかそれ以上。さまざまな<武器化幻獣>を扱う器用さを持ち、機動力をカバーするために鳥脚属飛翔科の幻獣を背に共生させ低空を飛ぶ。
もっとも、人類側はグレーター・デーモンタイプ出現直後から、そのダウンサイジング幻獣が投入される可能性はかなり高いと予期しており、南高をはじめとする各部隊は新型の重ウォードレスを早手回しに開発、配備していた。ために、苦戦は強いられたもののこれに打ち勝つことが出来たのである。
天使の耳を落とし、これを紐で数珠つなぎにして胸に下げる習性がある。確認数は全世界で92億。南高では戦争を通じて30万体以上が出現した。
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- 編集委員/GENZ (2006/02/15):リンク修正