只野枝かばね

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只野枝かばね (ただのしかばね)

海ラヴの登場人物のひとり。 15才の女装した美少年。

丁字倖也の実母に似ていたため、父親であるDKから丁字倖也にその殺害が命令される。 歴史(史実)ではこれにより死亡するはずであったが、未来の徳庵清次郎教授の介入により、生き延び丁字倖也名誉母親となった(正確には丁字倖也を名誉息子とした)。 これ以降、彼女(彼?)を守ることが丁字倖也の生きる目的となる。

大絢爛舞踏祭ブログ 戦闘詳報2にて、TY名誉母親だったという人物の髪の房を抱きしめており、その生存が危ぶまれている。

参考資料

  • (海ラヴ 10a_05)たっぷり逡巡したあとで、倖也は、言った。/「僕の母さんに、なってください」
  • (海ラヴ 11b_01)「ま、ど〜してもって言うんなら、名誉・息子ってことにしてあげてもいいけどぉ」
  • (海ラヴ 11b_01)倖也は不意に優しく笑った後、かばねの背を見送って、表情を変えた。/透き通った氷の剣のような、冷たい顔だった。/「どこまで行っても僕は、僕だよ。かあさん。汚れた手が綺麗になるわけじゃない。」/「それに…」/「汚れた手でなければ、綺麗な雪を守れないこともある。」/ 倖也は、優しく微笑んで立ち上がり、背を向ける。/倖也が生きる目的を決めたのは、この時である。
  • (大絢爛舞踏祭ブログ 戦闘詳報2)TYは自分の名誉母親だった束ねた淡い髪を一房、大事そうに抱きしめると、目をつぶったまま、部下の報告に耳を傾けた。

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